HAL設計室
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2019年 10月 13日
10月3日から5日まで でも出だし上々、気分も上々です。 しかし想像以上に感動したのは展示物の年縞(ねんこう)です。 年縞とは聞きなれない言葉ですが日本語にはもともと無かったらしく造語なのだそうです。 三方五湖の一つ水月湖の湖底に降り積もって縞になった堆積物を45m、なんと7万年分も途切れることなく採取することに成功したのです。 現在から過去に7万年もさかのぼれると聞いても始めはピンと来ません。 でもこれが物差しだと考えて見ると、世界で最も精度の高い物差しが日本にあるのです。 しかもそれを直に見ることができるのです。 福井県最初の縄文土器の年代が13644±71年前ということまで明らかに出来ます。 今までならおよそ10000年前と書かれていたものが、この精度まで上がります。 凄いロマンを感じてしまいました。 博物館が古墳みたいですね。 内部はエジプトの神殿でした。 横内さんとは思えない土臭い重厚な作品です。 もっと広い空間を想像していたのですが現物はぎゅっと凝縮した空間でした。 まず千葉学設計の敦賀駅。正確には駅に隣接した交流施設オルパーク。 コンクリートのコア部分の仕上げが内側が打ち放し、外側の通路部分が杉無垢板張り。 素材感の変化が良く、好感の持てる駅付属施設でした。 昭和2年に建てられたRC造の旧大和田銀行です。 驚いたことに外部の仕上げはなんと御影石。いったいこの敦賀という町はどんなに栄えていたのでしょうか。 京都に近い日本海側の物流中継地だったのですね。 当時からエレベーターと水洗便所が完備していたそうです。 いただきま~す。 続きます。
by hal-arai
| 2019-10-13 19:47
| 建築
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