HAL設計室
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2018年 11月 16日
最近はあまり使わなくなった表現かもしれません。 仕事があまりにも忙しかったので、所員と共に東山魁夷展とフェルメール展を見に行きました。 東山魁夷は生誕110年記念の展覧会です。 長野市の東山魁夷館が完成したときの記念に生誕100年展が開催されましたが、それ以来の大規模な展覧会だと記憶しています。 裏事情は現在、東山魁夷館が大規模修繕で閉館中ですから、全作品が持ち出し可能になったということでしょうね。 今回の目玉は唐招提寺御影堂の障壁画を見られることです。 大好きな「冬華」と「白夜光」はやはり最高でしたが なんといっても障壁画の衝撃は凄かった!! 「濤声」の前にじっと立っているとまるで波の音が聞こえてくるような臨場感に襲われます。 魁夷の絵は目を凝らしてみないと、微妙な階調が見えてこないのですが、それが分かったとたん別世界が目の前に広がります。 誰も居ない空間で鑑賞できたらどれほど幸せか。展覧会では人の波間から海が垣間見えます。残念。 最も感動したのが床の間の「山雲」でした。 これはなんといって表現したらよいのか分かりませんが、床の間に別世界が広がっていました。 写真のような本物があるというのではなく、それぞれの個人がもつイメージの深山に霧が立ち込めている感じとでも言いましょうか。 まさしく立ち尽くす感じです。 不思議なことにこの絵の前は人が少なく、ゆったりと鑑賞できます。 大きい絵なので皆さんはなれて鑑賞しているからなのでしょうか。 当然ですが、他の絵も実物の素晴らしさをじっくりと味わえます。 今からでも遅くない。絶対に見に行くべき展覧会でした。 ここはお得です。なにしろ美味い。普通盛りが850円大盛りが950円。大盛りは食べるのが疲れるほど大盛りです。 名前知りたいでしょ。魚真です。 生まれて始めて見た不忍池は背丈ほどもある蓮で全面覆われていました。 愕然!これでは忍べません。 申し訳ありません動物園側の美術館ばかり利用していたため、この美術館は全く知りませんでした。 西郷さんのすぐ傍にあったのですね。 猛烈な混雑。フェルメール展はいつも同じ、人波を書き分けても絵が見えません。 そして思ったより小さい絵なので、この混雑の中ではなかなか集中できません。 「牛乳を注ぐ女」を見られて良かったなあ。という感想です。 光の扱いが本当に上手いし、固そうなパンなど触れるような立体感があります。 ゆっくりと正面から鑑賞できれば、大感動なのだろうなあ。 でもフェルメールは好きです。いつかオランダに行ってゆっくり見よう。 皆さん覚悟が必要です。入れても美術館の中は身動きできません。たぶん。 後ろに見えるのは紅葉したイチョウです。
by hal-arai
| 2018-11-16 10:54
| 芸術
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