HAL設計室
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2016年 03月 17日
メインの目的は「コバケン・ワールド」vol.12を聴くことですが、ついでに美術館にも寄ることに。 どこに行こうか迷った末、東京都美術館のボッティチェリ展にしました。 ボッティチェリは二十数年前フィレンツェのウフィツィ美術館で見て以来です。 さすがに「ビーナスの誕生」や「春」のような超大作は来ていませんが写真の作品のマリアの顔はビーナスに通じるものがあり気品に溢れていました。 ボッティチェリだけでなく師匠のフィリッポ・リッピや弟子のフィリッピーノ・リッピの作品を同時に見られるのが今回の展覧会の売りです。 この後に続くダヴィンチやミケランジェロで花開くルネッサンスを思うと興味深く鑑賞できました。 やはりこの頃の絵はいいですね。 しかし、私のような無信心者は宗教画ばかり見ていると本当に疲れます。 いやー驚きました。最近のガラス作品は昔とはずいぶん違うのですね。 学生さん達、大変頑張っていました。 素晴らしい作品が多く、コチコチになっていた頭がリフレッシュできました。 実は黒田清輝展をやっているものと思い込んで東京国立博物館に行くとなんと23日から。 だったら庭園美術館はガレ展もやってるのでちょうどいいやと、早々と絵画から離れることにしました。 東京都庭園美術館は旧朝香宮邸を美術館にしたものです。 1933年に建てられ設計は宮内省内匠寮工務課ですが インテリアデザインがアンリ・ラパン シャンデリア等のガラス製品がルネ・ラリックという超豪華メンバーの作なのです。 その後西武に買い取られ一時迎賓館として利用されていました。 このデザインは枝折となってミュージアムショップで売られています。 ちなみにガレの作品はほとんどが諏訪の北澤美術館のものでした。 わざわざ遠出して地元の美術館の作品を見るというのも、不思議なものです。 夜は大学の友人宅で大宴会のはずが、 大酒のみの友人がよりによってドクターストップ、ちょっと控えめな宴会でした。 とてもおいしい料理が楽しめて私は幸せなのですが、友人はそうでもなのでは? 近いうちにリベンジです。
by hal-arai
| 2016-03-17 21:00
| 日常
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Comments(2)
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desire_san at 2016-03-21 20:36
こんにちは。
私も『ボッティチェリ展』を見てきましたので、楽しくブログを拝見しました。いろいろ美術展をも見られてよかったですね。 『ボッティチェリ展』は今まで見たことのないボッティチェリの美しい作品が多くみらよかったと思いました。「書物の聖母)」「薔薇園の聖母」「美しきシモネッタの肖像」などはため息が出るほど美しく、「東方三博士の礼拝」、「書斎の聖アウグスティヌス」も始めてみましたが大変魅力ある作品で、とにかくどの作品も美しく感激しました。 私は今回の『ボッティチェリ展』から特に印象に残った作品を選んで少し掘り下げて感想などを書いてみました。あわせてボッティチェリの師、フィリッポ・リッピと弟子のフィリッピーノ・リッピの画風の違いについても整理してみました。読んでいただけると嬉しいです。ご意見・ご感想などコメントをいただけると感謝いたします
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hal-arai at 2016-03-24 19:47
desire_san さんコメントありがとうございます。
ブログ拝見いたしました。あまりにも内容が深く充実しているので、私のようないい加減なブロガーは恥ずかしくなってしまいます。じっくりと読んでからコメントさせていただきます。 ボッティチェリには不思議な魅力を感じています。3次元になっていない不思議な立体感や透明な空気感など、うまく表現出来ないのがつらいのですが、妙に心をくすぐられてしまうのです。 desire_san さんとは音楽や京都など趣味が重なっているようです。ブログこれからも読んでいきます。
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