毎年恒例の建築士会と建築士事務所協会合同の視察旅行です。
今年は神楽坂
偶然とはいえ夏訪れたばかりです。
NPO粋なまちづくり倶楽部のお二人からまずレクチャーを受けました。
まずは地元住民の意識を変えるための様々な文化活動をして、あとから建物のデザインのようなハードの話が自然に出てくるような活動をしてきた、というお話しに大変感銘を受けました。
雑談の中でぽろっと出た話
「まちづくり協定で高さや容積に制限を設けると資産価値が落ちるという地権者が多いが、不動産デベロッパーに言わせると、そんなことは問題ではなく初めから決められていれば価格面で調整できるので何ら問題ではない。」
土地の価格が250万/坪の神楽坂の話ですよ、松本でこの話が通用しないはずがありません。
お城土井尻地区の全体計画に役立つ話がたくさん聞けました。
東京でも注目度が急上昇している神楽坂
有名建築家設計のこんな神社も出来ました。隣接するマンションも含めて神社が多角経営を始めたのだそうです。
この建物、地元では物議を醸したのだそうです。これが神楽坂らしさといえるのか?と
一方こういう風景も残っています。とうふ屋と八百屋が向かい合って営業中です。
居住者が増え続けているという理由が分かります。
飯田橋付近の堀に張り出した水上レストランです。
水に近いとなぜか行ってみたくなるのは私だけでしょうか?
公共の堀を占有しているのはけしからんという意見もあるようですが、固いこと良いっこなしですよね。