HAL設計室
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2014年 01月 31日
最近ブログで取り上げることが多かった例の合唱団ですから期待大の注目演奏会です。 曲目:J.S.バッハ/マタイ受難曲 日時:2014年5月25日 13:30~(開場12:45) 場所:キッセイ文化ホール(長野県松本文化会館)大ホール 入場料:3500円(前売3000円)全席自由 問い合わせ先:キッセイ文化ホール 指揮:新通英洋 合唱指導:田中祐子 管弦楽:ブルーメン・フィルハーモニー 合唱:マタイ合唱団(公募による県民合唱団) キリスト:稲垣俊也、福音史家:頃安利秀、ソプラノ:遠藤久美子、メゾソプラノ:秋山雪美、 テノール:鏡貴之、バリトン:淡野太郎 パンフレットはダヴィンチの最後の晩餐です。ど真ん中のストレートを投げ込まれた感じのデザインですね。マタイ受難曲の内容を知らない人にも、わかりやすいもので好感が持てます。 マタイ受難曲は聴けば聴くほど心にしみいるすばらしい曲です。 懐が深く包容力があり、聴き手の心理状態でいかようにも聞こえてきます。 しかし包容力が有るからと言って演奏者が小手先の細工をしようものなら簡単に跳ね返されてしまう難しい曲でもあります。 もともと実力のある合唱団を合唱指導の田中祐子さんがどの様に鍛えてくれるのか、本番の新通英洋が最終的にどんな演奏にまとめあげてくれるのか、非常に楽しみなコンサートです。 当日は字幕付きとのこと、歌詞を覚えられない私には、これは重要なポイントです。 3000円でマタイが聴け、しかも字幕付き、これは行くっきゃないでしょ!!! この曲、正直言って難しそうで敬遠している人が多いのではないでしょうか。 キリストが十字架に掛けられる話で、しかも演奏時間が3時間。 CDなんか3回も替えなくちゃ最後まで聴けません。これでは真正面から聴くことは難しくなるのも当たり前で結局何かをしながら聴いているのが私の常です。「ながら音楽」の筆頭格ですね。 ところが、演奏会では全く違った状況になります。 この曲こそ生演奏で聴くべきです。 暗い夜空にきらめく星のように、美しい旋律がそこら中にちりばめられています。あっ、この曲キレイ!この曲も! こんな感じで3時間はアッという間に過ぎ去ります。 中でもシリウスのように光り輝くのが私一押しの第39曲アリアです。 3回キリストを知らないと言ってしまうペトロの話の後に続く名曲で、むせび泣くようなバイオリンソロに続いてアルトが歌う心臓が潰れそうになるほど美しい曲です。 サイトウキネンフェスティバル松本1997年の演奏が未だに忘れられません。 今は亡き潮田益子さんの美しいけど力強いソロと、コントラルトのナタリー・シュトゥッツマンさんの深くて優しい歌声。 全身鳥肌が立つほどの感動を覚えたのを今でも思い出します。生だからこそ味わえる感動でした。 是非とも生を聴くことをお薦めします。
by hal-arai
| 2014-01-31 12:23
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