前日訪ねたところ休館だった並河靖之七宝記念館にリベンジです。
今回の旅行の目的は近代建築探索の他もう一つ小川治兵衛の庭を見ることです。
ここの庭は初期の作品で治兵衛が琵琶湖疎水を民家に用いた初の作品と言われています。意気揚々と入ったところ館内は撮影禁止、庭は撮っても良いけど建物に向かって撮ってはいけない。へぇ?なぜ?って聞いたら建物に向かって撮影すると作品が写っちゃうからだそうです。おら建築家だから目的が違うと言っても当然ダメ。でも作品ってほとんどが手のひらに乗るぐらい小さいし、大きくても花瓶じゃん!それに七宝だよ!どう考えても細かすぎて写んないよ。なんて考えていましたが素直に入館。
ちなみに午前中訪れた河井邸は受付でお願いしたら住所氏名を記入して撮影許可がおりましたよ。
想像より小さな庭でした。
半分近くを池が占め池中心に作庭されたことが良く分かります。一応回遊できるようになっており、最後は飛び石で池を渡って和室にはいるという趣向です。(勿論立ち入り禁止)
これは手入れの問題だとは思いますが、樹木が密集しすぎですね。でも池に張り出した和室に入れるので、のんびりと庭を眺めることが出来ました。やはり庭は室内から眺めるのが一番です。
下の写真は近くで作業をしていたスタッフの方に強引にお願いして撮らせて頂いた、宙に浮く手水鉢です。